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たとえば、ホテルで着替えを済ませて、親子で絵本を開く時間。長い物語を最後まで読むより、身近な音を一つ声に出す本を持っていきたいなら。
まついのりこさんの『じゃあじゃあびりびり』は、身近な物を、絵とリズミカルな音の言葉で表す絵本です。出版社の対象年齢は0歳から。14cm(センチメートル)四方、22ページの通常版を今回は照合しました。
水や乗り物の音を、答え合わせにしなくていい
出版社の紹介には、水、車、犬など、身近なものの音が出てきます。絵を見せて「これは何?」と正解を求めるより、まず大人が音を読んで、一緒にそのページを見る読み方もできます。
もし同じページへ手が向いたら、そこへ戻ってみよう。次へ進めることだけを目標にしなくていいんですね。
ホテルでは隣室や周りの人に配慮した声で、近くにいる子へ届くくらいから。音の絵本だから大きな声で読まなきゃ、という決まりはありません。今日は一つの音だけでも、開く時間にできますよ。
文字の位置まで考えて作られた、小さな本
偕成社の編集部だよりでは、著者が娘さんのために作った手作り絵本が出発点だったと紹介されています。編集時には、文字の位置を細かく直していた、という記録もあります。
文字は読む大人のためだけのもの、と通り過ぎそうだけれど、絵と文字を一緒に見る本として作られているんですね。
読み方を工夫しようと、旅先で新しい小道具を用意しなくても大丈夫。まず本を開いて、絵と音が同じ見開きにあることを一緒に味わう。そんな一冊の候補です。
書籍を識別するISBNは9784031024402です。「てんじつきさわるえほん」という別の版もあるため、今回の通常版を探すなら番号まで合わせてね。
荷造りでは、到着後に開く袋へ
部屋で読む予定なら、着替えや寝る支度の物と一緒に取り出せるところへ。小さい本でも、おむつや衣類のいちばん下まで埋まると、読む前に荷物を全部広げることになってしまいます。
いつもの本があるなら、無理に旅用を買い足さず、その一冊を持っていく選択も。新しく選ぶ場合は、音の言葉を大人が声にしてみて、今夜どのページから開こうか考えてみよう。
出典:偕成社の商品紹介、編集部だより・手作り絵本から生まれた本の話。2026年10月21日確認。